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メルマガ38「旅こそライフスタイル」 

なるべくマイナスなことを減らす人生

ストレスになるものを減らし

 

なるべく楽しいことを増やす人生

気の向くまま楽しいと思うことをする

 

私の周りもみんなハッピー

そんな人生をだれもが憧れることでしょう

 

「イタカ」という詩を読みました

 

コンスタンディノス・カヴァフィスの詩です

日本語訳はこうです

 

中井久夫訳

イタカに向けて船に乗るなら
頼め、「旅が長いように」と、
「冒険がうんとあるように」
「身になることもうんとあるように」と。
ライストリゴン人、
片目のキュクロプス、
ポセイドンの怒り、
ああいうものにビクつくな。
士気が高ければ出くわさない、
身も心も喜び勇んでいたら――な。
ライストリゴン人、キュクロプス、怒り狂うポセイドンは出て来ない。
来るとしたらきみの心に棲んでいる奴。きみが自分の行く手に奴らを置くのさ。

祈れ、「旅が長くなりますように」と。
「未知の港に入る楽しい夏の朝が
何度も何度もありますように、
フェニキア人の貿易港に幾度も行けますように」。
美しい商品にいろいろ触れろ。
真珠母、珊瑚、琥珀、黒檀。
最高の趣味の香水。ありとあらゆる種類の、
きみの好みの数を揃えた香水。
エジプトの街をあちこち訪れろ。
賢者から知識を貰って蓄えろ。

イタカを忘れちゃいけない。
終着目標はイタカだ。
しかし、旅はできるだけ急ぐな。
何年も続くのがいい旅だ。
途中で儲けて金持ち、物持ちになって
年取ってからイタカの島に錨を下ろすさ。
イタカで金が儲かると思うな。
すばらしい旅をイタカはくれた。
イタカがなければ出帆もできまい。
イタカがくれるものはそれで充分さ。

イタカが貧しい土地でも
イタカがきみをだましたことにならない。
きみは経験をうんと仕込んだじゃないか。
こんな叡智を得たじゃないか。
それを考えると
イタカの意味がいずれ分かる。
イタカという、島々の意味がな。

 

私も50代半ばになって

まだまだやりたいことがたくさんあります

20代や30代のころよりもたくさん

 

なぜならその年齢の時は

トレーニング漬けで他に何も考えていなかったからです

 

私は健康と体力があれば人生は何とかなると思っています

 

年金問題や雇用問題など不安を抱えている方も多いかもしれませんが

健康や体力があれば働くことだってできますし

 

それにどんな状況でも何が幸せかは本人にしかわからない

 

大阪にいくとよく新世界に行きます

そこには浮浪者や日雇い労働者がたくさんいます

彼らを観察してみるととても楽しそうにみえます

 

朝から酒飲んで博打して笑ってます

地下鉄で見るサラリーマンよりも顔色もいい(笑)

とても自由な感じです

 

そこに行くと何が幸せなのか考えさせられます

なぜか安心する(笑)

私が落ちるとこまで落ちたとしても何とか生きていけるだろうという安心感

 

私もできるだけ楽しい日々を送りたいので

あらゆるものに興味を持ってその中でやりたいなと思ったら

まずはやってみることにしてます

 

これは私にとっての旅の始まりになります

いままでであったことのない感覚です

全然違う世界での会話が生まれ

出会いも新しくなります

 

いろんな経験をする機会に恵まれるわけです

筋肉も経験もお金では買えない(投資しないといけないこともありますけどね)

 

この先の人生長く続いたらいいなと思います

詩の中にあるように新しい経験がそこにあるからです

 

そのためにも筋トレで健康と体力を得ることは

非常に重要なんですよ

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