オダガワフィットネスプロ|沖縄県北谷町のパーソナルトレーニングジム 家庭用トレーニングマシンHOISTの販売

メルマガ35「琉球料理伝承人から学ぶ」

味覚への興味から琉球料理伝承人第1期生の宮國由紀江さんの講演会に参加しました


宮國さんは薬膳の勉強をされていて

病院で栄養管理をしていた経験から
おじい、おばあの昔から伝わる食の話などに興味を持ち
栄養士としての知識と
琉球の伝統食について調べているそうです

その中で「御膳本草」という食の指導書と出会い
沖縄で言い伝えられている食のとり方についての裏付けが
その本の中に書かれていることと
栄養士として学んだ現代の栄養学とのつながりをわかりやすく説明されていました

「御膳本草」は
琉球王府侍医頭の渡嘉敷親雲上通寛(渡嘉敷ぺーちん)
が琉球王の命を受け清へ渡り(中国の北京)で医学、薬学、鍼灸などを学び
医学知識に基づいた琉球の食医学書で

食材の効能や
食べ物の組み合わせ
調理方法など
について書かれ今では翻訳されて世界でも注目されているそうです

講演では
食材の性質である「五性」
5つに分けられた性質で「温性」「熱性」「涼性」「寒性」「平性」
という身体が感じる温度で体を冷やしたり温めたりします

また「五味」という
「酸」すっぱい
「苦」にがい
「甘」あまい
「辛」からい
「鹹」しおからい
ものがありそれぞれに作用があるようです

「医食同源」の考え方から沖縄には「くすいむん」
という言葉があります

これは薬になるものという意味ですが
食べるものが薬となり、からだを作っている

毎日の食事が健康長寿につながるという意味を実感させられました

この講演の終わりに参加者からの質問で琉球料理を食べてダイエットするにはどのようにしたら良いですかとの内容がありました。

食材選びと少食健康法にトレーニングとカーディオの組み合わせで取り組むといいかもしれないですね。
ちなみに宮國先生もボディーフィットネス(フイギュア)コンテストに出場された経験があります。

どんな食事内容でも運動は欠かせないですね

 

メルマガ34「長寿の食文化とは」

「健康寿命を延ばすこと」

「アンチエイジングへの効果」

 

それぞれに食が大きくかかわっていることは誰もが何かしらわかっていることでしょう

 

長寿県のイメージがある沖縄ですが今では平均寿命も大幅に下がり

特に男性は全国の平均よりも下回っている状態です

 

運動不足や飲酒、喫煙、ストレスなど

様々な原因があるかと思いますが

食文化が欧米化されてきているのも原因の一つでしょう

 

「琉球料理伝承人」第一期生で私たちグループのクライアントさんでもある宮國さん

彼女の紹介で

第600回記念シンポジウム「次世代に残したい沖縄の食」に参加しました

 

健康長寿の沖縄で食されていた伝統食を現在に伝えていこうという

講演会です

 

各講師がいくつかの琉球料理を紹介し試食もありました

 

興味深かったのは「イリチ―」とよばれる炒め物の話で

普通に売られているイリチ―はだいたいが「タシヤー」とよばれる

簡単に炒めた料理のことだそうで

勘違いしやすいそうです

 

昔は「ティアンダー」といって手間ひまをかけて作るという沖縄の方言で

おいしい料理ほど手間や時間をかけて心を込めて作るということなんです

 

現在は共働きなど忙しく時間がない人も多くなり

簡単に済ます料理が普通になりつつあります

ファーストフードで済ます場合も多い人たちもいるでしょう

 

講師の方々は昔の料理を未来に伝えていくために資料や研究に基づいて再現してきました

 

私が知りたかったのは再現された本来の味です

 

本来の味を知らなければ普段食べているものが昔から伝えられてきた味だと思ってしまいます

 

「クーブ(昆布)イリチ―」もほんらいは昆布と豚肉を炒めて豚ダシでじっくり煮込んで

何度も煮込むことにより旨味が増します。

 

試食してみて全然違うことに気づきました

本当においしい

 

またもう一つ興味深かったのは

沖縄の野菜(ゴーヤー、サクナ、ハンダマ、カンダバー、ウンチェー、フーチバーなど)

の野菜の栄養価の高さです

これを知ると「土産土法」による食生活の重要性がわかります

 

「地産地消」ではなく「土産土法」

「地産地消」は地元で作られたものを地元で消費するという意味でその地域の風土や気候に合わせたものを食べること、そして輸送や環境にかかる負担も減らし

一番は新鮮な状態で食べれるのでおいしい

 

「土産土法」はその土地で作られたものをその土地の調理法で食べるということです

地産地消に加え郷土料理を食べることでその地域の食文化を伝えていくことにもつながるわけですね

 

どんどんそのことが薄れてきている現在

これはやはり伝えていかないといけないなとつくづく実感しました

 

「運動」「食」「心」

中身を知ってバランス良くが重要ですね

 

メルマガ33「内部意識」と「外部意識」

NSCAジャパンのADセミナーを受けてきました

テーマは「中高年に必要な自体重トレーニング再考」

ということで

今後のアンチエイジング活動と単位取得(資格継続のため)

が目的です

 

そのセミナーで出てきた言葉

「インターナルフォーカス」と

「エクスターナルフォーカス」

 

これはトレーニングで最も私が意識して行っていることで

内なる意識というものです

 

トレーニング中にフォームを作るときの感覚

 

筋肉内の刺激はどうなっているのか

 

筋肉が伸びている位置(ストレッチポジション)

から筋肉が収縮している位置(コントラクションポジション)

その動きの中の軌道

 

できる限り強い刺激を得るために

関節の位置や握り方、スピードなどをコントロールしていきます

 

身体の内部に意識を集中すると

質の高いトレーニングをすることができます

 

これが「インターナルフォーカス」(内部意識)

目的が筋肉を造ることであればこれはとても重要です

 

それに対して「エクスターナルフォーカス」(外部意識)は

運動科学の研究から見るとあらゆるスポーツでのパフォーマンス

では「インターナルフォーカス」よりも効果が上がるらしいです

 

練習方法の段階にもよりますが

バスケットボールにおけるフリースローの研究では

身体に注意や意識を向けた場合、肘、手、足など(内部意識)

とリングやボールなど環境に意識を向けた場合(外部意識)を比較すると

「エクスターナルフォーカス」の方がフリースローの成功率が上がるのです

 

その理由は習得された効率の良い自動化されたパフォーマンスに対して

意識が運動制御に介入し妨害するという

 

いわゆるいい動きが本来できるはずなのに意識が動きを妨げてしまうということだそうです。

 

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpehss/advpub/0/advpub_16018/_pdf/-char/ja

 

これはスポーツパフォーマンスでの話

 

筋トレでカッコいいボディーを作るなら内への意識で質の高いトレーニングを行い

 

ミラーイメージで鏡の中の自分に意識をもっていき、ポーズや動き、しぐさを作る(どのポーズがバランスがとれていて見た目がいいか、どの動きのラインがスムーズに見えてアーティスティックなのか、またどのしぐさが環境に適していてセクシーに見えるのかなど)

 

繰り返し行うことで

自然とどこにいても見た目のいいパフォーマンスで生活をする

 

というのが理想ですね(どこで誰が自分を見てるかわかりませんからね~)

メルマガ32「距離感を保って快適な人間関係を作ろう」

私はパーソナルトレーナーという仕事をしてます

マンツーマンでの指導なのでお互いに信頼関係がないと

長続きもしないしトラブルの原因にもなったりします

 

距離感もこの関係性において非常に重要な要素です

 

距離感といっても仕事上の人間関係としての距離と

空間の中でお互いに快適に感じるあるいは違和感のない距離(パーソナルスペース)というのがあります

 

まずはそのパーソナルスペースについてですが

 

トレーニングをするうえで指導内容によっては

様々な距離や位置関係があり

空間(この場合ジム)の中でも広さ、マシンの位置、鏡の位置

などによっても変わってきます

 

気を付けないといけないのはクライアントさんとわたしの関係性や

男女間、高齢者、おっさんの言い方をすればヤングな人

紹介なのか、ネットで私のことを知ったのか

何度かあったことのある人など

人それぞれで違うということなんです

 

そんなこと気にせんでも今までうまいこといっとるという人もいるでしょう

 

それは感覚的にうまく距離をとり、まずいと感じたらうまく修正できてるんだと思います

 

相手のことがわかればわかるほどうまくとれるようになると思うしそのためには時間も必要になるでしょう

 

でもわからないうちは慎重に行くべきです

気を遣わんといかんということですね

 

トレーナーとしてはクライアントさんのフォームを修正するとき

の立ち位置、からだの角度調整するときの声掛けと触る位置、タイミング、触り方など人によって変えていきます

 

長年の経験で判断してます

ここ10数年失敗はしていない、たぶん(笑)

 

立ち位置だってフォームを確認するならいくつかのアングルからチェックする必要もありますしね

 

このパーソナルスペース

 

1966年アメリカの文化人類学者のエドワード・T・ホールは、パーソナルスペースを4つのゾーンに大別してそれらをさらに近接相と遠方相の2つに分類したそうです

 

(密接距離)

ごく親しい人に許される空間。

近接相 (0 - 15 cm)

抱きしめられる距離。

遠方相 (15 - 45 cm)

頭や腰、脚が簡単に触れ合うことはないが、手で相手に触れるくらいの距離。

 

(個体距離)

相手の表情が読み取れる空間。

近接相 (45 - 75 cm)

相手を捕まえられる距離。

遠方相 (75 - 120 cm)

両方が手を伸ばせば指先が触れあうことができる距離。

 

(社会距離)

相手に手は届きづらいが、容易に会話ができる空間。

近接相 (1.2 - 2 m)

知らない人同士が会話をしたり、商談をする場合に用いられる距離。

遠方相 (2 - 3.5 m)

公式な商談で用いられる距離。

 

(公共距離)

複数の相手が見渡せる空間。

近接相 (3.5 - 7 m)

2者の関係が個人的なものではなく、講演者と聴衆と言うような場合の距離。

遠方相 (7 m -)

一般人が社会的な要職にある人物と面会するような場合におかれる距離。

 

(Wikipediaより抜粋)

建築学者で人間の心理や行動に基づく環境デザイン理論を研究している西出和彦氏の定義によると

 

排他域

50 cm 以下。絶対的に他人を入れたくない範囲で、会話などはこんなに近づいては行わない。

会話域

50 cm - 1.5 m。日常の会話が行われる距離である。 このゾーンに入ると会話することが強制的であるような距離圧力を受ける。すなわち会話なしではいられない。もし会話がないときは何らかの「居ること」の理由を必要とする。

近接域

1.5 - 3 m。普通、会話をするためにこのゾーンに入るが、会話をしないでこのゾーンに居続けることも不可能ではない。距離圧力としては微妙なゾーンであり、しばらく会話なしでいると居心地が悪くなる距離である。

相互認識域

3 - 20 m。このゾーンでは、知り合いであるかどうかが分かり、相手の顔の表情も分かる。普通、挨拶が発生する距離である。特に、3 - 7 mの距離では、知り合いを無視することはできない。

 

(Wikipediaより抜粋)

フォームをチェックして身体に触れるときは会話域で、説明するときには近接域を使ってます

 

年齢によってもパーソナルスペースは変わってくるようでだんだんと距離が離れてきて老化すると近くなってくるらしいですが

どちらにしろサービスする側なので相手にストレスを与えないように合わせていくことが大切ですね

 

メルマガ31「見た目の経済効果」



今日NSCA JAPANジャーナルで面白い記事を読みました

「ブルデューの差異の理論」という社会学理論です

私がトレーナーにアドバイスする時にいつも言ってること

「トレーナー自身が鍛えて身体を変えて結果を出すこと」

説得力のある身体づくり

自分が試したトレーニングしかクライアントには教えられない

なぜなら感覚とリンクしないから

要するにトレーニングをしているクライアントが受けている筋肉や身体への刺激や感じをトレーナーが感覚としてある程度想像できないといいトレーニングができないということです

どんな仕事でもお客様がどように感じ、また考えているかを想像できないと商品一つ販売する場合でもただ単に一方的な説明で終わってしまい上手く伝わらない

私のようにトレーナーをしていると経験が非常に重要だが

今までの実績、資格も非常に重要で資格(学んで得た結果としての証明)は一般的なトレーニング効果や傷害リスクのガイドラインとなる

オリジナルな教育や指導はガイドラインとの比較によって説得力をもたらす

トレーニングで言うと基本(ガイドライン)もわからんのにバリエーション(オリジナル)などできるわけないやろという感じ

しかし一番仕事で説得力のあるのは見た目だと思う

実際身体を造ってるんだったらつくり方はわかっているだろうと単純に思うから

そして人を惹きつける魅力
としてのボディー

腹を出してダイエットについての理論を詳しく説明しても伝わるはずがない

記事にも書かれているが
研究によって過体重や肥満の人は自制心をコントロールできないとみなされたり、居住条件や雇用、昇進にいたるまで多くの面で差別を受けるらしい(関連性があるとは限らないが)

ブルデューが主張しているのは

人間は社会的地位や経済的階級に基づき趣味、習慣、個人の世界観を育む

趣味や習慣の違いによって経済的階級などの差異を示していると

だから他人にたいしても同じような見方をする

金持ちみんなでは無いにしても少なからずそういう見方はあるでしょう

「差異の理論」では4つの資源があり

経済資本(時間と金)
社会関係資本(人間関係、ネットワーク)
文化資本(知識、共通の価値観)
身体資本(身体能力、筋肉)

場所や状況も重要で
特定の資本に対し価値を感じる人がその場にいるかどうかで有益になったりそうでなかったりする

特に人に見られる仕事(俳優やタレント、パーソナルトレーナーなど)であれば筋肉も役立つ資本となる

ようするに見た目は使い方によってはお金をうみだす効果があるということになる

年齢とともに衰えていく中で魅力的な筋肉を造れれば貴重な存在となり肉体の価値も上がるかも知れない。